mijumama's blog

ショックだったこと

なんだか毎日、更新の時間が一定しなくてごめんなさい。あれこれ考えたり調べたりすることがありますよねあれこれあれこれ…。
今日書くことは、お読みの方々の中には異論もあるかもしれませんが、やはり書くことにします。
もう2日前のこと(3/16)ですが、某大手小売のネット通販部門から販促メールが届きました。「社会インフラの一翼を担う企業」として被災地支援の他に、「通常の生活を営まれているお客様」にも生活品をお届けすべきと考え、こういう商品をご用意しましたよ〜、というもの。
その品目:

  • ラジオ
  • 電池
  • ライト
  • カイロ
  • コンロとボンベ
  • 石油ストーブ
  • カップラーメン
  • 飲料水

ここまで読んですでにキレる寸前だったのですが、

「※本メールは、商品を受け取れない状況にある被災者の方に配慮し、今回被災された地域の方々を除外して送信させていただいております。」
という一文に唖然、愕然、呆然…。すぐさまネットで拡散しようかとも思いましたが、そうすれば被災者の方々の目に触れるかもしれない…。思い直して、この通販サイトのお問い合わせメール画面から抗議のメールを送りました。

「上記の中には、被災地以外に一切回さないと宣言しても私としては何ら異論がないものも含まれています。というより、全てです。御社も民間企業ですから、それなりの判断で販売決定をされたのでしょうが、消費者として意見表明も自由と思いましたので申し上げます。雪も降らず、家と寝床があり、食べるものに不自由していない非・被災地域の消費者に、今この時、一品たりとも、こうした商品の在庫を割かないで頂きたい。日本に、いや世界に誇る御社の配送網を駆使して、ぜひとも被災地に届けて頂きたい。善処頂けることを心より期待致します」と記しました。

返事が来たのが3/18の13:00過ぎ。
「弊社より配信されたメールにつきまして、xx(mijumama実名)様にご不快な思いをさせてしまいましたことをお詫び致します。xx(mijumama実名)様にご指摘いただきました件につきましてはお客様よりお寄せいただいた貴重なご意見といたしまして、担当部署に報告をさせていただきたく存じます。」
という、まことに型どおりのものでした。
私の不快な思いが問題なのではありませんよ。いまこの時に、凍える寒さの中で必死に耐え、避難所で亡くなる方まで出ているこの時に、被災地で必要なはずの物資を、よりによって非・被災地域の消費者に「限って」販売し、そのための流通に貴重な燃料と配送網を使おうとしていることがどうなんですか、と言ってるのですよ!

ネット通販は買い物弱者にとっては救いの道だという見方もあるかもしれず、それは否定しません。高齢者の方とか小さなお子さんがいらして思うように買い物に出られないとか、買った物を運ぶ手段を欠くとか。仮にそうだとしたら夜21:00過ぎの時間帯にメールだけで告知する方法は適切なんでしょうか???

買い占めに走る消費者のモラルも問われます。敢えてこのような売り方をする企業のモラルも問われることでしょう。私自身は、当面、このグループのリアル&ネット小売店(コンビニ、スーパー、百貨店)を避けることにしました。納得のいくような行動を次に示してもらえるまでは、そうしようと思います。今後、この企業の行動指針だとかが「社会貢献」と称するものにも、目を光らせていこうと思います。

16日の時点で、影響力のあるブロガーさんのコメント欄にでも書き込んでいたら、もっと拡散して、これを食い止められたでしょうか?被災者の方に不快な思いをさせたとしても、そういう「実利」を取るべきだったでしょうか?結果として今日書き込んだことで、不快な思いを被災者の方々にも拡散した可能性があるわけですから…。そういう私の判断も問われることになりますね。

ああどうもスパッ!と書ききれないなぁぁぁヾ(。`Д´。)ノ彡 すいません。もやもや。

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写真もろくに撮っていないので、いつぞやご紹介した近所の窓猫さんをふたたび。少なくとも3にゃん居たんです!

これが2月中旬。

こちらはつい最近。
きょうだいでしょうか?アンティークふうのランプがあったりして、木の枝の絡まる感じなんかも素敵です^^